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D-2:中国史

歴史ネタの中国史です。もしかしたら、朝鮮やアジアも入るかも?

2011年12月15日 (木)

かぜの変わる日

寒いですね・・・・。

ウチの職場では、風邪が流行っています。

で、新潟は明日から(今夜から?)また雪だそうです。

降らなくていいってばよ・・・・。



今日は12月15日ってことで、

「『赤壁の戦い』があった日なんだよ」

なんて、歴史好きのKクンに教えてあげたら、

「マジっすか!?夏ぐらいだと思ってました(汗)」

と驚かれました。

ええ、マジっす(笑)。中国の中原付近と新潟とでは気候が違いますが、もうすぐ年も暮れるというこの冬の最中に、あの激戦があったんですよー。
(ただし、旧暦に換算すると、まだ11月下旬)


『赤壁の戦い』といえば、映画「レッドクリフ」。

part1だったかpart2だったか忘れましたが、これから戦いに赴くという直前に、みんなでダンゴを食べるシーンが描かれておりました。

映画では「冬至のお祝い」という紹介でして、本当にそうやっていたのかどうかは勉強不足ゆえに存じないのですが、ただ中国では古くから「お祝いの時に、家族みんなでダンゴを食べる」という風習がありました。

この場面は、みんなで周瑜の皿に自分の団子を分けていくという描かれ方だったので、兵力的に圧倒的な劣勢を強いられた戦いへ出陣する前に、将軍たちが次々に「我らはみな家族!ともに曹操を倒そう!」と大都督に訴えて、団結していく様を演出していたのでは・・・・。

ワタクシの趣味的に監督の意図を読み解くと、そういう解釈になります(笑)

考えてみれば、「ダンゴ(団子)」には「団結」の「団」が使われています。そういう意味があるんでしょうか?


・・・・と、話がやや逸れてしまいましたが、ともあれ「冬至の祝い」をやった頃に「赤壁の戦い」があったのだと、映画でも時季が分かるようになっていたわけで。

「赤壁の戦い」があったのは冬。しかも太陽暦換算で今日です。

ということは、「赤壁」付近では今日あたりに、風向きが北西から東南に変わる日があるわけですねー。

(類推されるのは5ヶ所ありますが、風向きはいずれでも似たり寄ったり、なのかな)


やや余談ながら・・・・。


Kクンは「赤壁の戦いは夏だと思っていた」とおっしゃっていたのですが。

実はワタクシも最初の頃は、「赤壁の戦い」って夏のような感じがしておりました。

うーん、なんでだろう。

曹操の軍船vs孫権の軍船の「水上戦」だから、夏っぽいイメージがあったんだろうか・・・・?

と、色々と考えてみたら、「赤壁の戦い」の直前に「曹操軍に疫病が蔓延していた」というのが、誤解を招いていたのかもしれないな、と考えが至りました。

疫病って、なんとなく夏に流行るようなイメージがありません?

蒸し暑さで病原菌が繁殖して、それが(気候の違うところから来た曹操軍には免疫と予防知識がないために)大感染してしまって、苦しめられたのかな・・・・という想像が、「赤壁の戦い=夏」という先入観を生んでいたような気がします。

冬に疫病って、もしかしたらあるのかもしれないけれども、イメージにはあまりありません。

冬に流行るといえば、風邪。もしかしたら、曹操軍に蔓延した疫病って、風邪なんだろうか・・・・?

でも、曹操軍って江南の地より寒くて乾燥している地から来てるから、むしろ呉の民よりも風邪への対処が上手そうだし・・・・。

・・・・うーむー。


ともあれ、ウチの職場でも風邪が流行ってますし、「赤壁の戦い」の敗因かもしれないと教訓にして、どうぞご自愛くださいませね、ってことで。


2011年10月 4日 (火)

国雖大好戦必亡、天下雖安忘戦必危。

BSのほうで、中国で製作した歴史ドラマ「孫子」をやるらしい。

紀元前6世紀、「春秋戦国時代」と呼ばれていた頃の中国の兵法家「孫武(そんぶ)」の物語。

そのガイド番組を見たんですが、なんだか面白そうw


主人公・孫武の、後半のライバル・国無咎(こくむきゅう)。

かつて最高の親友だった男。

ある事件をきっかけに仲を違え、「自分の考えを知り尽くした最強のライバル」になる。


あと、「斉国」の名将・田穰苴(でんじょうしょ)に弟子入りするとか(ちなみに補足すると、「武経七書」のひとつ、「司馬法」の著者)、

孫家とは仲が悪い高一族の娘に愛を告白するとか、

「孫子といえば」で思いつきそうなエピソードは網羅とか、


うわぁ、面白そうだ・・・・・・・・!!

これは見なければなるまいな。


伍子胥(ごししょ)も、ちゃんと出てました。

「楚」から逃れて「斉」に流れ着き、ここで知り合うものの、追われる身になる・・・・という関わり方でした。

その後のことは触れてませんでしたが、きっと史実どおり「呉」へ逃れていくんでしょうね。

孫武も、やがてはそこに辿り着くのかな。


そういえば、ライバルの無咎は「越」ではなく「楚」に流れて、そこで出世していくみたい。

あれ、「越」じゃないんだ・・・・?って思いました。

ってことは、夫差と勾践の「臥薪嘗胆」の戦いは、描かれないのかな・・・・?


ともあれ、ちゃんとした脚本で、わくわくできそうな歴史ドラマが描かれるってのは、いいことです。

いいなー、中国。



ところで、師・田穰苴が、「国を出て行きたい」と悩む孫武に、「この言葉を忘れるなよ」と前置きして、こんなことを語るシーンがありました。

「戦によって戦は止む。戦を好めば国は滅び、忘れれば危し」

それによって、自分の名前「武」は「戦によって戦を止ませる宿命を表していたんだ」と目覚めていく・・・・というシナリオみたいなんですが、この言葉は兵法書「司馬法」の言葉ですな。


「国雖大好戦必亡、天下雖安忘戦必危」

(国大なりといえども、戦いを好めば必ず亡び、天下安らかなりといえども、戦いを忘れれば必ず危うし)


この言葉を聞くためだけでも、このドラマは見る価値があるかも・・・・と、思いました。


戦には理由があり、戦わねばならない事情があり、平和ってのは大勢の人の犠牲と覚悟がなければ実現できない。

だからこそ、平和ってのは尊く、かけがえがなく、何よりも価値があるんだと思う。

この「司馬法」の言葉は、深い。

某大河ドラマのように「戦はイヤでござりまする」「天下泰平」と唱えているだけで戦がなくなるんならいいけど、そんなのムリ。

これが現実であり、その現実を余すところなく表現しようとしているような、気概を感じさせます。


こちらの大河ドラマではあのザマで、あちらの歴史ドラマでは古代からの知恵が、物語のエッセンスとして活かされているのか。

日本は、こっちでも中国に負けた・・・・のかねぇ(-"-;

(まぁ、こっちは来年の「平清盛」に期待だなぁ)

2011年4月 9日 (土)

小者オンパレード

「姫たちの戦国」なんてサブタイトルを付けるから、

「姫たちの凛とした美しくしなやかな生き様を見れる!」

と期待したのに、現実には「卑しくて軽はずみな姫さまの“ぶーたれ日記”」に成り下がっている大河ドラマ。

NHKは何をやとるんだ・・・・と落胆しつつも、ツッコミBlogをアップして楽しんでいる今日このごろ。

一方、BSフジでは「三国志」をやっています。

総制作費25億円・制作期間6年という、本場・中国の放送局が作った渾身作。


三国志と言えば、大きく「正史」と「演義」があります。

「正史」は歴史書。陳寿という晋王朝の役人が編纂(200年代)

「演義」は史実を基にした物語。羅貫中という作家が、元の時代の終わりごろに書いたもの(1300年代)

ゆえに「演義」は「正史フリーク」に「あんなの史実じゃないでしょ?作り話でしょ?」と散々に見下されているのですが、このドラマは「演義」にさらに脚色を加えています。

いわば、「史実を基にした物語」の、さらに「同人誌」みたいなもの。まるで日本の大河ドラマみたい(苦笑)

でも、作り方が硬派で上手いのです。
美学も貫かれているし、史実のイメージを壊すような野暮もしません。

日本は中国に、政治・経済・産業・文化ではまだまだ負けない。
でも、この方面では負けてしまった。追い抜かれてしまった。むしろ自分から負けに行った・・・・?と、確信しています。いやはや、残念無念です。


今週の放送は、群雄割拠編の第13話「曹操、皇帝を傀儡とす」

時代は、曹操が飛躍する196年。
「長安から脱出して洛陽に向かった献帝を、曹操が拾って擁立する」と言う話です。

献帝は、当時の漢王室の皇帝。
それをゲットして擁立したことが、曹操の勢力が大きく飛躍するきっかけになりました。

歴史的には“超重要”な出来事。
でもストーリー的には“超マイナー”(笑)

地味なせいか、かなり端折られてました。

献帝脱出は、小者がぞろぞろ出演するのが楽しくて、個人的には結構好きなんですけどねー。残念。


そんなわけで、すごく欲求不満が溜まったので、解消するためにこの歴史イベントについて書いてみようと思います。

ワタクシがBlogを書いてる理由は、ストレス発散。
まぁ、いつものように自己満足ですw

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