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2011年2月 4日 (金)

疎外感の破壊力

もう何の本だったのか忘れてしまいましたが、むかし、ある実験の記事を読みました。

それは、「3人で玉をラケットで打ち合ってまわす」というもの。

ただし、2人が仕掛け人で、1人が実験台。最初は3人で玉を回すのですが、途中から実験台の1人に玉をまわす回数を極端に減らします。

この状態で、被験者の脳波を調べるというのが、この実験の主旨(いや、血液の成分を検査するんだったかな?もう忘れた・・・・)

結果は、玉を回してもらえなかった人は、「体を傷つけられる時と同レベルのストレス」を感じていたのだそうな。


彼女を傷つけたもの。それは「疎外感」。

肉体的ダメージを受けた時と同程度の大きなストレスを与えるものに、「疎外感」が挙げられるというのは、意外のような気もします。

「深い悲しみ」でも「激しい怒り」でも「狂おしい嫉妬」でも「許しがたい侮辱」でもない、静かな、静かな「疎外感」。つまりは「孤独」。

これだけで、こんな簡単な理由で、人は傷つくということ。

人の心がもろいのか?「疎外感」には秘められた破壊力があるのか?

そういえば、3人でいる時に自分以外の2人ばっかりがしゃべっていると、なんか不愉快ですなぁ。


意外な攻撃力がくすぶる「疎外感」は、悪意を持った武器として使われることもあります。

これをシンプルに抜き放った形が、「無視」。

「無視」はイジメの一番簡単な方法。子供や女性もよく用いるやり方でもあります。

大した手を下さず、これといった知恵も使わず、激しい攻撃性もないのに、冒頭の実験データから考えると、実際には体を傷つけられるのと同じくらいのダメージを相手に与えていることになります。

大したことないように見えながら、実に効果覿面。

無視は、心を切り裂くナイフであり、無言の暴力。

これは、子供だけでなく大人も、よくよく知っておくべきことじゃないかと思ったりします。


というわけで、「疎外感」ってのは、げに恐ろしきものと言えるわけですが・・・・ここで、ひとつ疑問。

なんで「疎外感」って、こんなにも攻撃力を持っているんだろうか?

というか、なんで心は「疎外感」に、ここまで弱いのだろうか?

そのあたりのことを調査・推理してくれた上で、このコラムの人は書いてくれたらよかったのに・・・・!

という、今日は不満爆発をするのための日記なのでした(^^;

「孤独」は肥満や喫煙よりも危険
http://youpouch.com/2011/02/04/093217/


根拠も解決策もなし。ものすごい丸投げ。比較も不明。不安煽ってミスリード。

言いたいことだけ言って終わり?何か裏で企んでるの?と、眉をひそめたくなりましたよ・・・・。


しょうがないので、何の裏づけも根拠もないけれど、ワタクシの持論を発表します。


ワタクシは、「疎外感」が肉体的ダメージと同様のストレスを与えるというのは、「子供の頃に感じた、親の関心がなくなることに対する恐怖感」が根本なのではなかろうかと、思っています。

「子供の頃に親から無視される」のは、人生の中で心に最も深刻なダメージを負わせるものとして挙げることができるはずです。

一人では生きていけない子供にとって、親の関心を失うのは致命的。

子供の頃に親から「無視」を受けると、その「疎外感」が「恐怖」として、心の奥底にコミットされてしまうのではなかろうか。

もっとも、児童虐待を平気でやるような親は論外ですが、「子供を無視するようなことはしたことがない」と反論したい親御サンもおられるかと思うけれども、悪意がなくても疎外感を感じさせてしまう可能性は、決して低くはありません。

たとえば、弟や妹が生まれた時に、関心がそっちに行ってしまうとか、仕事や家事や好きなことに気を取られて、そのつもりはないけど退けてしまったとか。

親の側は「大したことない」と思っていても、実際には大ダメージを与えている。そんな可能性もあるのでは・・・・。
たかがボールを渡さなかったくらいで相当のストレスを受けたり、安易な気持ちで無視していたのが人を尋常ならざる状況に追い詰めたりすることがあるように。

大人になって「疎外感」に大ダメージを受けてしまうのは、子供の頃の、このキョーレツな危機感・恐怖感が根底にあり、それを想起させてしまうからでは・・・・?

「人はなぜ、疎外感に弱いのか」に対しては、これをワタクシの中での暫定的な答えとしております。


恐怖は、人間の感情の中で、最もショッキングな精神状態。

「孤独が肥満や喫煙よりも死に至る病」になりえるのは、「孤独」とは「疎外感」であり、「疎外感」の根っこは「人生最大級の恐怖」だから・・・・なのかなーとワタクシは考えてみたんですが、どうでしょうかねー。


コミュニケーション能力を失い、自ら孤独になっていくのは、切ないけれども仕方がないなと、思うところがあります。

でも、他人にわざと疎外感を与えるのは、やめておいた方がいいですな。

例え、疎ましさや生理的嫌悪を感じたとしても、周囲を巻き込んで孤立させるなんて言うのは、最も卑劣で卑怯で暴力的な行為だと、気がつくべきだと思うし、子供にもそう教育するべきだと思います。

何の用もないのに、他人に刃を向ければ、正当防衛で返り討ちにあっても文句は言えないと、そう理解しているのが良いのだと思います。

みんなのシアワセのために。

そして、自分が不幸にならないために・・・・。

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