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2011年4月24日 (日)

捨てる勇気を

大河ドラマ「江」

第13話「花嫁の決意」
第14話「離縁せよ」
第15話「猿の正体」

以上、見ております。


一回目の結婚から、離婚、そして秀吉を理解するまで・・・・というストーリー。


今年の大河は、感想を毎週書こうと思っていたんですが、こりゃあ無理だ。

「ダメ過ぎる」とは言いません。人の好き嫌いは個人差がありますから。

ですが、正直「この作者は何をしたいのか?」が、ワタクシの理解を越えています。

だから、感想を書くのも限界(笑)


特に、今日の話はひどかった・・・・。


夫・一成と離縁させられ、大坂城に連れ戻された江。

「秀吉ムカツク!」

「ヤツを倒すには、ヤツがどんな人間なのかを知らなければ!」

秀吉の素性や弱点などについて、秀吉の側近から家族までに聞き込み(←おいおい)

「本人に聞いたら?(by千宗易)」(←おーい・・・・)

本人に聞こうとする(←マジデスカ)

逆に相談を持ち込まれ、答える(←答えるな)

答えたとおりに秀吉が行動。大成功。

「なんで私を嫁に出したの?」
「そなたがお屋形様と重なって見えて怖かったんじゃ」
「じゃあ、なんで私を呼び戻したの?」
「そなたがいないと寂しかったのじゃ」(←なんだそりゃ・・・・)

秀吉を認める方向に軌道修正(←??!)


あ・・・・頭が痛い・・・・・。

うん、大河ドラマを見ていて頭痛を感じたのは天地人以来。久しぶり(苦笑)

1週だけで感想が書けなかったら2週見てから、2週でも無理だったら3週見てから・・・・と思ったけど、こんなハチャメチャな話を見ては、まとめられないわッ(-"-;


ちなみに、今年の大河が始まる前、楽しみにしていた「佐治一成との結婚」から、離婚に至るまでの話。

ワタクシが採点するなら100点満点中「6点」です(「60点」に非ず)

あまりにも雑過ぎて唖然としてしまった・・・・という意味で、時間が経つのを忘れました。


あのねー。主役は誰なの?

江でしょう?
信長でも秀吉でも家康でもないんでしょう?

そんな江にとって、一成は「最初の夫」ですよ?
「最初の結婚生活」ですよ?

ここを大事に描かなくて、何を描こうと言うのですか・・・・。

江にとって「天下の話」は、ハッキリ言って関係ありません。

え?信長の姪で、秀吉の養女で義理の妹で、家康んトコの嫁?

そんなん流れに身を任せただけじゃん(笑)

天下の話は関係ないんです。

だから、彼女主役でドラマを作るなら、考えられるパターンは2つしかありません。


A・江の日常生活を描く。
B・江が時代の主役になってからを描く。


これ以外のパターンは、天才的ひらめきでもないと、駄作にしかならないと思います。

例えば、「篤姫」の時に「もうひとりの主人公(肝付尚五郎=小松帯刀)」を設けたように、今回も誰かを「もうひとりの主人公」に据えるとかね。

ワタクシは、これが「浅井井頼(いより)」なら、名作の予感があったと思いますけど。

■まぼろしの兄 ~姫たちの戦国外伝(再掲)
http://baron-baron.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-98e0.html


で、Aパターンは、思い切って天下盗りの要素を切り捨てて、彼女の見所である「3回の結婚」をメインに持ってくるシナリオ。

ひたすら江@上野樹理の日常を描く。
毎週毎週「戦国の姫様(奥様・母上様)の日常」が描かれる。

これでいいんです。
これで十分ドラマになりますから(と、確信してます)

つーか、NHKの狙いってそこじゃなかったの?

「ゲゲゲの女房」「篤姫」の成功パターンを踏襲して欲しい。

つまり「ホームドラマ」な展開を望んでの脚本家の採用だと、ずっと思ってました。

なのに、初婚の描き方がアレですか・・・・?

分かんない。今年の大河は、何をどうしたいのか理解不能(^^;

戦国時代を描きたいのなら、信長や秀吉や家康を主役にすればいいのに・・・・。


思うに、今年の大河製作側には「捨てる勇気」が足りないのではなかろうか。

戦国時代といえば、「天下盗りの話」

だから、ついついここを丁寧に描きたくなる。というか、捨てるわけにいかない。その気持ちは良く分かります。

でも、さっきも言いましたが「天下取りの話」は江には関係ないんです。

「彼女に関係ない話」を丁寧に描いても間延びするだけですから、製作側には「捨てる勇気」を持って頂きたい。

そして、自分たちが何を求められているのか、それをしっかりと把握して欲しいものです。

まぁ、今更言ってもしょーがないことですけど、2回目の結婚から丁寧に描いても遅くはない・・・・かも?


ちなみに、Bパターンは「3回目の結婚後がメイン」ということです。

「戦国の姫たち」というより「徳川家の嫁」ですな。

江は、なんといっても2人の息子を、あからさまに差別したことで有名。

そして、そこには昼メロドラマも青ざめる「春日局」との権力闘争があります。

このへんの「ブラック江」を、しっかり描けば、「ホームドラマ路線」とは一味違ったドラマとなるに違いありません。

それを、上野樹理がやる(笑)

この展開は「新しい殻」を破れる。大河ドラマ史に残った・・・・かもしれなかったんだけどな。

・・・・つーか、さっさとこの辺まで飛ばしちゃえば良かったのに。

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I -2:大河「江」感想」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
実はわたしは今回の大河を1話で離脱したのですが、ココログでみなさんの感想だけは読んでいる、という鑑賞法をとっていますhappy01
そして、マーガリン男爵さん、いいことおっしゃってますsign03
「篤姫」が成功したのは小松帯刀が歴史の本筋に居てくれたからなんですよね。「功名が辻」「利家とまつ」なども男側と女側の視点をうまく織り交ぜたからこその、作品なのですよ。
そして、わたしも大奥に入ってからの次男を溺愛して自刃に追い込んでしまう江まで描かれていけば、最高におもしろそうですが、
原作はそのうんと手前で終わってますし、大河の特性上「主人公は賢明である」という手法が息づいていますので、きっとないでしょうdespair
また感想読ませてくださいね。

いらっしゃいませー。ようこそここへ☆

1話で脱落組ですか(^^;
いや、よく分かります。そして、自分の周囲では珍しいことではありません(笑)

『篤姫』で小松帯刀パートがあったのは、同作がヒットした重要なファクターだったと思います。
これをしないと、本来関わりようのない主人公を、「主人公だから」という理由で無理矢理関わらせざるを得ないからね。

「女性視点」が悪いとは言わないけど、当時の貴族の娘は行動範囲が狭くなりがちですから、作家が頑張らないと「狭い世界で終わる」か「不自然なほど主人公が前に出る展開」になるか、ともあれロクなことにならないと思います。

・・・・まさに、今の『江』状態だ(-"-;

息子・家光と忠長については・・・・原作では下巻の半分くらいで触れられてますね(立ち読みした限りでは)

主役は「浅井三姉妹」みたいですから、「関ヶ原の戦い」以降はダイジェストになりそうですね。

(最後に・・・・気づかなかったからとはいえ、ものすごく遅い返信になってしまいました・・・・。スミマセン)

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