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2011年5月24日 (火)

宗教の意味

ワタクシが小~中学生時代、「N田」という仲が良かった友達がおりました。

別々の高校に行ったため、会わない時期が2~3年ほどあったのですが、ある日なんの前触れもなく、電話がかかってきたのです。

「やぁ、久しぶり。今度一緒にゴハンでもどう?」


ヒマだったし、ワタクシの返事はOK。

察しのいい人なら、もう気が付いたと思いますが、コレはワナだったのでした。


集合場所(今はなきレストラン「C●SA」)に行ってみると、知らない人と2人で待っていました。

「・・・・誰?」
「あ、この人はボクの恩人のHサン」

そして、食事の席でHサンが語り始めたのが、仏教の話。

我が人生で初めての、宗教の勧誘でした。


ワタクシ、昔から宗教史・宗教芸術・宗教哲学の類は好きだし、自分の意思で信仰し、戒律を守り、祈りをささげている敬虔な信者には、たいへん好感を持っています。

しかし、宗教的指導を向けられるのは、好きではありません。

だって、矛盾だらけのクセに完全無欠・絶対存在だと思いあがってやがるから(笑)

この時も、相手の話をいちいちツッコミまくっていたら、Hサンが「お前が言ってるのは屁理屈だ」と怒ってしまい(たぶん)、「それはこっちの台詞だ!」とレスして、会談は終了しました。

そして、騙して呼び出した挙句、くだらない宗教勧誘に付き合わせたN田クンとは、もう会わないようになりました。


それから幾星霜・・・・。


今日、会いました。

大型スーパーで買い物をしていたら、ばったりと。

もう血気盛んという年齢じゃないし、話しかけられたのに無視するってのも大人げないわね・・・・と、そんな計算が働いて、挨拶を交わしました。


色々とやり取りしてみたら、その宗教はまだやっているモヨウ。

まぁ、信仰の自由は憲法で保障されていますし、強引かつヘタな勧誘さえしてこなければ、ワタクシから言うことはありません。


「いま何やってるの?」

「いま仕事を辞めて休職中なんだよ。精神を病んでしまってさ・・・・」


「え、宗教やってるのに・・・・?」とは聞けなかった(^^;

精神的につらくなった人が宗教にすがるって話は聞いたことあるけど、宗教やっているのに精神を病むってのもあるんだろうか・・・・。

まぁ、あるんだろうねぇ。

でも、精神の助けにならない宗教なんて、なんの意味があるんだろう・・・・?


ワタクシは、「宗教には精神的につらいのを助けてくれる効果がある」のだとしたら、それは「義務感を和らげてくれるから」ではなかろうかと、考えております。

義務感でいっぱいになっている人は、精神が崩壊しやすい。

『真面目な人ほど気を病みやすい』ってのは、たぶん「義務感」でいっぱいいっぱいな状態になりやすいから。

『精神的に参ってる人に「頑張れ」と声をかけるのは良くない』ってのも、「頑張れ」には「義務感」を煽る効果があるから。

そう分析しています。


つーか、「義務感」って人間の生活や社会の営みに必要なものって思われてるけど、それ本当に本当ですか??

義務感によって行動するのは受動的だから、意欲もモチベーションもあがりません。

そして、義務感は他人に押し付けるのが容易なものです。

ワタクシは「義務感なんてものは百害あって一利なし」だと、思ってます。


人を生かし、社会を活気づけるものは「使命感」なのではなかろうか。

「義務感」で禁煙している人と、
「使命感」で禁煙している人、
どっちが成功できそう?

「義務感」で仕事している人と、
「使命感」で仕事している人、
どっちが能率よさそう?

「義務感」で子育てしている人と、
「使命感」で子育てしている人、
どっちがプライドありそう?

心を病から守るための精神修養の始まりは、きっと「義務感」を「使命感」に意識改革することだ思います。

宗教は、その意識改革を助けるための道具なのではないだろうか。

そして、意識改革が心の助けになるのは、宗教だけでなく、経営とか教育とかでも同じ・・・・だと思う。

義務感を押し付ける上司より、使命感を呼び覚ませるタイプの上司の方が、いま問題になってる「精神病の増加」を防げると思うし。


もし、何か宗教を信仰しようと思い立って師を探す時。
もし、何かしらの宗教を信仰している時。

その教えが『「義務感」を「使命感」に変えるものか?』を確認するのがいいのではなかろうか。

彼の宗派は(具体名は挙げないけど)決まり事でがんじがらめにする系のヤツなので、「義務感」を和らげてはくれなかったのかな・・・・と、そんなことを考えたりしたのでした。


彼との別れ際は、「頑張れよ」とは言えないので、「気をつけなよ」と告げて別れました。

ワタクシの持論としては「義務感を刺激せず、使命感を刺激する言葉」ならベターだったと思うんですが、どう挨拶すればよかったのやら。

心も宗教も言葉も、難しいものだ・・・・。

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