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2011年6月24日 (金)

キャラ急変

大河ドラマ・江、第23話「人質秀忠」見てます。


秀吉の妹・旭姫が聚楽第で逝去。

義理の弟の名目で竹千代(って劇中で呼ぶんだからしゃーない)が見舞いに訪れ、江とサイアクの初対面を果たします。

「何よ、あんなヤツ・・・・」

翌日、竹千代は秀吉を烏帽子親として元服。秀忠に改名。

そして、「小田原攻め」勃発。その裏では千利休の切腹フラグが立てられていくのでした。


・・・・というストーリー。


まず、秀忠が江と初対面。

秀忠は、なんか「斜に構えたニヒルな皮肉青年」という感じに描かれていました。

今までもこれからも、政治の世界で生きていく運命の子だけど、今のところでは政治をすごく蔑視しています。

ワタクシの秀忠のイメージとはだいぶ違う。「これ伊達政宗じゃん」とか思ってしまった(笑)

でも、ここからスタートして成長過程をうまく描ければ、これは面白い人物設定になりえるかも・・・・だけど、描けるのかねぇ?

「結婚したら秀吉嫌いがあっさりなくなった初」とか、「急にキレはじめた石田三成」とかと同じように、「まるで別人に変わったような」という戸惑いにふさわしい急変をすることと思います(-"-;

なので、申し訳ないけど、どーでもいい存在になりそうな予感。

侍女の「姫様のいつもの調子が全く出せませんでしたねぇ」の台詞に、「そういう男女こそが上手く行くものなのよ」という脚本家のほくそえむ顔が見えるようでしたけど、いかねーと思うけどな。まぁ、どーせいくんだけどさ。

つーか、このために、まだ11歳なのにムカリくんで出演なのよね。
ワタクシが作家なら、初対面は少年時代にするけどなぁ。


その「急にキレはじめた石田三成」。

秀吉の「小田原まで来い」という命令を、「いやですわ」と断る利休に、烈火のごとく怒り狂ってました。

「どうした、三成??」と、キャラの変貌ぶりに普通なら戸惑うところですが、今年の大河ですから驚きません(笑)

秀吉・利休・そして江のほかに、秀次、黒田官兵衛、石田三成という出席者。

利休と官兵衛は、秀吉に才能を妬まれて仕打ちを受ける役。

・・・・だけど、妬んでいるのは石田三成という役割になるっぽい。
それもまたいいかもしれんけど・・・・せっかくの秀吉のダークサイドが・・・・。

で、この様子を危険視した秀次が三成を叱り付け、睨み返されるってシーンがこの後にありました。

・・・・これ、「関白秀次事件」も三成の暗躍ってフラグ?
秀吉もかませたほうが面白いと思うんですが。
つーか、役割分担だけで話を進めるなよ・・・・ワタクシが見たいのは人間ドラマだよ・・・・。


利休も、秀吉との確執が進む中、急にキャラが変わってました。

赤樂を愛する秀吉の目の前で「赤は雑な色」と面目をつぶすって、そんな短絡キャラじゃなかったでしょアナタ。

確かに、信長の頃は利休はズケズケとものを言ってたから、「これが本来の性格」なのかもしれません。

でも、今まで他人のカウンセリングするような穏やかな人だったじゃない。
何かしら心境の変化があったのかも知れませんが、そのへん説明不足だし、台詞が軽い。

俳優サンの迫力と演技力だけで、場を作っている感じ。顔のアップが多かったり、周囲の色をぼんやりさせたり、『龍馬伝』みたいな演出をしていたけど、台詞回しの雑さをごまかすためのように感じましたよ。

大河ドラマなら、台詞で勝負してくれー。


歴史的には、「小田原の役」が始まって、そして終わり(笑)

そういえば、秀忠に、家康が「黒田官兵衛には会ったか?日ノ本一の軍師じゃ」と言うシーンがありました。
「何かの伏線っぽいなー」と思ったら、すぐに的中。石垣山城を築く策の伏線でした。

早っ(笑) つーか、官兵衛の有能さを「小田原攻め」で見せるってのも、遅過ぎる。「中国大返し」や「四国攻め」「九州攻め」のあたりから、やっとかんかい。


で、いつもの悪い癖で、歴史を丁寧に描かない。この戦いの勝因を「石垣山城」のみに頼りすぎ。

松井田城・厩橋城・箕輪城・江戸城・河越城・鉢形城・・・・と関東の支城が相次いで陥落していく知らせが入って意気が削がれるとか、八王子城の大虐殺の情報で愕然とするとか、そうした絶望的状況の中で、あの石垣山城が築かれたのがトドメとして機能したのが、秀吉の勝因でしょう。

それを省いちゃうから、いきなり城ができたことにビビって降伏したように見えちゃってますよ・・・・。

(「小田原評定」するヒマさえ与えられなかったしなぁ)


ところで、淀殿が秀吉に招かれて、小田原まで行くシーンがありました。

「淀殿を小田原に招いた」のは史実ですが、面白いのは秀吉が手紙を送ったのが「北政所」宛てだったこと。「淀殿」宛てじゃなかったんです。

つまり、「『小田原へ来る』よう、お前から淀殿に言ってくれ」と北政所に頼んでいるわけで、一見すると不思議な行為。

でも、ちょっと考えれば「上手いことやるなぁ」と感心すること請け合い。

直接淀殿に手紙を出していたら、のけ者にされた北政所との間がギスギスしてしまうし、あるいはそれを恐れて、淀殿が拒否することもあり得るからです。

(「関白の命令を拒否」って考えにくいですが、「鶴松が心配だから」っていう、最強の理由が用意できるからね・・・・。秀吉なら、この展開は読めそうな気がします・笑)

でも、北政所を通せば、この問題は2つとも楽々クリア。

正室から直接言い渡されれば淀殿も断りにくいし、北政所も自分を通しているから、のけ者にされた感はありません。

まさに、秀吉の「人たらし」な才能の面目躍如ですw

でも、淀殿にとって一人息子の鶴松を置いて小田原に行くのは、なんだか心許ない・・・・。

そこで、もしかしたらお江に託して関東へ下向したのではなかろうか?とワタクシは考えております。

実の妹のお江に預けられたなら、茶々はかなり安心できたでしょう。
ゆえに、ワタクシは「たぶんお江は小田原に来てない」と思っております。

お江が聚楽第にいたのか、淀城にいたのか、そこは分からないんで、もしかしたら全然違うかもですけど・・・・。


最後に、今回で最も気になった所。

秀吉の本陣で渋い顔していた石田三成・・・・。

アンタ、忍城攻めはどうした??

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I -2:大河「江」感想」カテゴリの記事

コメント

鋭いご指摘。三成は忍城相手に頑張ってるはずなのですよね。

初めまして! 先輩に元忍城主のお血筋の方がいらしたので気になりました。もちろん北条の頃ではなくて、江戸時代の殿様です。 特徴のある城名ですからね。一度聞いたら忘れません。

◇レッドバロンさん
いらっしゃいませー。ようこそここへ☆

ええ、小田原攻めの時、三成は忍城へ行っているのですよね。
そして、甲斐姫にコテンパンにのされているわけです(笑)


そのへんは昔書いたことがあるので、興味はございましたらコチラへもどうぞw

■お姫様の武勇伝
http://yaplog.jp/baron_baron/archive/1187

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