最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 今週のチェックまとめ №29(11/9/25~11/10/1) | トップページ | 湯けむり二代将軍 »

2011年10月 4日 (火)

国雖大好戦必亡、天下雖安忘戦必危。

BSのほうで、中国で製作した歴史ドラマ「孫子」をやるらしい。

紀元前6世紀、「春秋戦国時代」と呼ばれていた頃の中国の兵法家「孫武(そんぶ)」の物語。

そのガイド番組を見たんですが、なんだか面白そうw


主人公・孫武の、後半のライバル・国無咎(こくむきゅう)。

かつて最高の親友だった男。

ある事件をきっかけに仲を違え、「自分の考えを知り尽くした最強のライバル」になる。


あと、「斉国」の名将・田穰苴(でんじょうしょ)に弟子入りするとか(ちなみに補足すると、「武経七書」のひとつ、「司馬法」の著者)、

孫家とは仲が悪い高一族の娘に愛を告白するとか、

「孫子といえば」で思いつきそうなエピソードは網羅とか、


うわぁ、面白そうだ・・・・・・・・!!

これは見なければなるまいな。


伍子胥(ごししょ)も、ちゃんと出てました。

「楚」から逃れて「斉」に流れ着き、ここで知り合うものの、追われる身になる・・・・という関わり方でした。

その後のことは触れてませんでしたが、きっと史実どおり「呉」へ逃れていくんでしょうね。

孫武も、やがてはそこに辿り着くのかな。


そういえば、ライバルの無咎は「越」ではなく「楚」に流れて、そこで出世していくみたい。

あれ、「越」じゃないんだ・・・・?って思いました。

ってことは、夫差と勾践の「臥薪嘗胆」の戦いは、描かれないのかな・・・・?


ともあれ、ちゃんとした脚本で、わくわくできそうな歴史ドラマが描かれるってのは、いいことです。

いいなー、中国。



ところで、師・田穰苴が、「国を出て行きたい」と悩む孫武に、「この言葉を忘れるなよ」と前置きして、こんなことを語るシーンがありました。

「戦によって戦は止む。戦を好めば国は滅び、忘れれば危し」

それによって、自分の名前「武」は「戦によって戦を止ませる宿命を表していたんだ」と目覚めていく・・・・というシナリオみたいなんですが、この言葉は兵法書「司馬法」の言葉ですな。


「国雖大好戦必亡、天下雖安忘戦必危」

(国大なりといえども、戦いを好めば必ず亡び、天下安らかなりといえども、戦いを忘れれば必ず危うし)


この言葉を聞くためだけでも、このドラマは見る価値があるかも・・・・と、思いました。


戦には理由があり、戦わねばならない事情があり、平和ってのは大勢の人の犠牲と覚悟がなければ実現できない。

だからこそ、平和ってのは尊く、かけがえがなく、何よりも価値があるんだと思う。

この「司馬法」の言葉は、深い。

某大河ドラマのように「戦はイヤでござりまする」「天下泰平」と唱えているだけで戦がなくなるんならいいけど、そんなのムリ。

これが現実であり、その現実を余すところなく表現しようとしているような、気概を感じさせます。


こちらの大河ドラマではあのザマで、あちらの歴史ドラマでは古代からの知恵が、物語のエッセンスとして活かされているのか。

日本は、こっちでも中国に負けた・・・・のかねぇ(-"-;

(まぁ、こっちは来年の「平清盛」に期待だなぁ)

« 今週のチェックまとめ №29(11/9/25~11/10/1) | トップページ | 湯けむり二代将軍 »

D-2:中国史」カテゴリの記事

G-1:テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1458188/42282526

この記事へのトラックバック一覧です: 国雖大好戦必亡、天下雖安忘戦必危。:

« 今週のチェックまとめ №29(11/9/25~11/10/1) | トップページ | 湯けむり二代将軍 »

カテゴリー

  • A-0:連絡帳
    Blog主、マーガリン男爵からの連絡事項などです。あんまりない予定。
  • A-1:日常
    いわゆる日記。ワタクシ日々の出来事の記録が結構苦手なので、更新は少な目かも。
  • A-2:旅と見学
    日記の非日常バージョン(?)。旅行記や旅の思い出、観に行ったライブ・博物館・美術館・資料館などの感想です。
  • B-1:時事ニュース
    政治・経済・文化・教養・社会のニュースに、ずばりと斬りかかります(斬れるかどうかは別のお話)
  • B-2:芸能ニュース
    芸能界・テレビ番組関連のニュースを、ずばりと斬りかかります(やっぱり斬れるかどうかは別のお話)
  • C:男爵語録
    いわゆる「戯言」をまとめた日記。まぁ、ここに限らず全部戯言なんですが。
  • D-1:日本史
    「歴史好き」なワタクシにとって、メインのネタ。本人は真面目にやってますが、マジで受け取らない程度の態度でお願いします・・・・。
  • D-2:中国史
    歴史ネタの中国史です。もしかしたら、朝鮮やアジアも入るかも?
  • D-3:世界史
    歴史ネタの世界史です。興味あるのはアメリカ史ですが、ヨーロッパや中東も機会があればやってみたいです。
  • F-1:雑学
    ワタクシの趣味である雑学ネタ。歴史以外の・・・・ということになりましょうかね。
  • F-2:県民性
    趣味の歴史と旅から飛び火した、「県民性」について語ります。なんとなく海外にまで派生してます。
  • G-1:テレビ
    テレビの感想です。ドラマも見ますが、カルチャー系とバラエティが多いかも・・・・?
  • G-3:映画
    映画の感想です。時代劇が多いのは、地じゃあないですよ(笑)
  • H-1:コラム・ランキング
    主にmixiやgooランキングから引っ張ってきたネタ日記です。
  • H-2:テーマ日記
    ブログネタから題材を引っ張ってきたものです。
  • H-3:mixiチェックまとめ
    mixiの「チェック機能」でマークした記事と、それについてのコメントをまとめたものです。
  • I -1:大河ドラマ
    大河ドラマ関連の予想・期待、情報整理などです。
  • I -2:大河「江」感想
    歴史好きが描く、2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国」の感想です。辛口批評を前提にして書いているわけではありません。念のため(笑)
  • I -3:大河ドラマ「平清盛」感想
    歴史好きが描く、2012年の大河ドラマ「平清盛」の感想です。平安時代は得意ではないので、どこまで斬り込めるか注目です(?)
  • J-1:「平安時代をやろう!」
    ワタクシの苦手な平安時代を、一念発起して綴ってみます。何故か「百人一首」ネタになりつつあります・・・・。
  • J-2:「姫たちの戦国外伝」
    大河ドラマ「江」に触発されて(または立腹して)綴った、戦国時代に関する雑談語りです。
  • K:備忘記録
    いわゆるメモ帳。あるいは温めるネタ。発酵するか腐敗するかは、自分次第・・・・。
  • L-1:バトン
    もらったり拾ったりしたバトンです。一種の自己紹介ですな。トラックバックも抜いていくのもウェルカム。
  • L-2:占い・性格診断
    Web上の占い・性格診断の結果です。一種の自己紹介であるとして公開します。
  • L-3:心理テスト
    それいけココロジー(何)
  • M-3:アニソン
    ワタクシの魂魄(たましい)、アニソンの歌詞です。